レグパラ錠12.5mg、25mg、75mgの医薬品情報
◆一般名
シナカルセト塩酸塩錠
◆効能又は効果、用法及び用量
維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症
開始用量としては、成人には1日1回シナカルセトとして25mgを経口投与する。以後は、患者の副甲状腺ホルモン (PTH) 及び血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1日1回25~75mgの間で適宜用量を調整し、経口投与する。ただし、PTHの改善が認められない場合には、1回100mgを上限として経口投与する。増量を行う場合は増量幅を25mgとし、3週間以上の間隔をあけて行うこと。
下記疾患における高カルシウム血症
副甲状腺癌
副甲状腺摘出術不能又は術後再発の原発性副甲状腺機能亢進症
開始用量としては、成人にはシナカルセトとして1回25mgを1日2回経口投与する。以後は、患者の血清カルシウム濃度の十分な観察のもと、1回25~75mgの間で適宜用量を調整し、1日2回経口投与する。増量を行う場合は1回の増量幅を25mgとし、2週間以上の間隔をあけて行うこと。なお、血清カルシウム濃度の改善が認められない場合は、1回75mgを1日3回又は4回まで経口投与できる。
◆注意点
本剤は血中カルシウムの低下作用を有するので、血清カルシウム濃度が低値でないこと (目安として9.0mg/dL以上) を確認して投与を開始すること。8.4mg/dL以下で必要に応じて減量や休薬する。
吐き気や胃不快感の副作用多い。