お薬まとめ

添付文書の内容を抜粋して自分用にまとめています。

アドナ錠10mg、30mgの医薬品情報

◆一般名

カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

毛細血管抵抗性の減弱及び透過性の亢進によると考えられる出血傾向

毛細血管抵抗性の減弱による皮膚あるいは粘膜及び内膜からの出血、眼底出血・腎出血・子宮出血

毛細血管抵抗性の減弱による手術中・術後の異常出血

 

カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム水和物として、通常成人1日30~90mgを3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

 

◆作用機序

細血管に作用して、血管透過性亢進を抑制し、血管抵抗値を増強する。血液凝固・線溶系に影響を与えることなく出血時間を短縮し、止血作用を示す。

エリキュース錠2.5mg、5mgの医薬品情報

◆一般名

アピキサバン錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制
通常、成人にはアピキサバンとして1回5mgを1日2回経口投与する。
なお、年齢、体重、腎機能に応じて、アピキサバンとして1回2.5mg1日2回投与へ減量する。

 

次の基準の2つ以上に該当する患者は、出血のリスクが高く、本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるため、1回2.5mg1日2回経口投与する。

・80歳以上

・体重60kg以下

・血清クレアチニン1.5mg/dL以上

 

静脈血栓塞栓症深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制
通常、成人にはアピキサバンとして1回10mgを1日2回、7日間経口投与した後、1回5mgを1日2回経口投与する。

プラザキサカプセル75mg、110mgの医薬品情報

◆保存方法

吸湿

 

◆一般名

ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩製剤

 

◆効能又は効果、用法及び用量

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

通常、成人にはダビガトランエテキシラートとして1回150mg(75mgカプセルを2カプセル)を1日2回経口投与する。なお、必要に応じて、ダビガトランエテキシラートとして1回110mg(110mgカプセルを1カプセル)を1日2回投与へ減量すること。

 

◆注意点

速やかに胃に到達させるため、十分量(コップ1杯程度)の水とともに服用すること。

 

ベラパミル塩酸塩(経口剤)との併用によりP-糖蛋白阻害でダビガトランの血中濃度が上昇することがあるため、本剤1回110mg1日2回投与を考慮すること。また、本剤服用中に新たにベラパミル塩酸塩(経口剤)の併用を開始する患者では、併用開始から3日間はベラパミル塩酸塩服用の2時間以上前に本剤を服用させること。

リクシアナ15mg、30mg、60mgの医薬品情報

◆一般名

エドキサバントシル酸塩水和物錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制

通常、成人には、エドキサバンとして以下の用量を1日1回経口投与する。
体重60kg以下:30mg
体重60kg超 :60mg なお、腎機能、併用薬に応じて1日1回30mgに減量する。

 

静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制

通常、成人には、エドキサバンとして以下の用量を1日1回経口投与する。
体重60kg以下:30mg
体重60kg超 :60mg なお、腎機能、併用薬に応じて1日1回30mgに減量する。

 

下記の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制

膝関節全置換術、股関節全置換術、股関節骨折手術

通常、成人には、エドキサバンとして30mgを1日1回経口投与する。

 

 

ノバミン錠5mgの医薬品情報

◆保存方法

遮光

 

◆一般名

プロクロルペラジンマレイン酸塩錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

統合失調症,術前・術後等の悪心・嘔吐

通常,成人にはプロクロルペラジンとして1日5~20mgを分割経口投与する。

精神科領域において用いる場合には,通常,成人1日15~45mgを分割経口投与する。

なお,年齢,症状により適宜増減する。 

ナトリックス錠1mg、2mgの医薬品情報

◆一般名

インダパミド錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

本態性高血圧症

インダパミドとして、通常成人1日1回2mgを朝食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、少量から投与を開始して徐々に増量すること。

サムスカ7.5mg、15mg、30mgの医薬品情報

◆一般名

トルバプタン錠

 

◆効能又は効果、用法及び用量

心不全における体液貯留の場合

通常、成人にはトルバプタンとして15mgを1日1回経口投与する。

 

肝硬変における体液貯留の場合

通常、成人にはトルバプタンとして7.5mgを1日1回経口投与する。

 

常染色体優性多発性のう胞腎の進行抑制の場合

通常、成人にはトルバプタンとして1日60mgを2回(朝45mg、夕方15mg)に分けて経口投与を開始する。1日60mgの用量で1週間以上投与し、忍容性がある場合には、1日90mg(朝60mg、夕方30mg)、1日120mg(朝90mg、夕方30mg)と1週間以上の間隔を空けて段階的に増量する。なお、忍容性に応じて適宜増減するが、最高用量は1日120mgまでとする。

 

◆作用機序

トルバプタンは、バソプレシンV2-受容体拮抗作用を薬理学的特徴とする薬剤であり、腎集合管でのバソプレシンによる水再吸収を阻害することにより、選択的に水を排泄し、電解質排泄の増加を伴わない利尿作用(水利尿作用)を示す。また、多発性のう胞腎においてはバソプレシンによる細胞内cAMPの上昇を抑制することにより、腎容積及び腎のう胞の増大を抑制する。

 

◆注意点

口渇、頻尿の副作用が多い。