デパケンR錠100mg、200mgの医薬品情報
◆一般名
バルプロ酸ナトリウム徐放錠
◆効能又は効果、用法及び用量
各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療
通常1日量バルプロ酸ナトリウムとして400~1,200mgを1日1~2回に分けて経口投与する。
ただし、年齢・症状に応じ適宜増減する。
片頭痛発作の発症抑制
通常1日量バルプロ酸ナトリウムとして400~800mgを1日1~2回に分けて経口投与する。
なお、年齢・症状に応じ適宜増減するが、1日量として1,000mgを超えないこと。
◆注意点
パニペネム・ベタミプロン(カルベニン)、メロペネム水和物(メロペン)、イミペネム水和物・シラスタチンナトリウム(チエナム)、ビアペネム(オメガシン)、ドリペネム水和物(フィニバックス)、テビペネム ピボキシル(オラペネム)
上記のカルバペネム系抗生剤との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することがある。